シリアライザー・デシリアライザー(Ser/Des) とは? | 技術コラム
近年、車載カメラの搭載数が増え、各カメラの高精細化も進んでいます。各カメラの映像データを低遅延でECUに伝送するためにSerDesが用いられるケースが増えてきています。
本コラムでは、高精細映像伝送を支える最新技術であるSerializer/Deserializer(シリアライザー・デシリアライザー)について解説します。
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Serializer ⁄ Deserializer(シリアライザー・デシリアライザー)とは
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ビデオインターフェース
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Serializer ⁄ Deserializer(シリアライザー・デシリアライザー)の役割
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ケーブルコネクター
アプリケーション例
SerDesは、幅広い領域で使用されますが、近年では車載ネットワークにおいて採用される事例が増加しています。
自動運転やADAS、IVI領域において、高速かつ低遅延で映像伝送するためにSerDesは欠かせない存在で、1台の自動車の中で使用されるSerDesの数も増えつつあります。
上記のイラストは、ADAS ECU ⁄ コックピットECUにおけるSerDes使用例です。
本例では、車載カメラや車内ディスプレイが複数のSerDesで接続された構成を示しています。