Acconeer AB(アコニア社)の60GHzレーダーを活用した在室検知の簡易デモシステムを開発しました。
プライバシーの侵害が気になり、カメラなどを使用しづらい環境における人物検知に応用可能となります。

  • ミリ波レーダーを活用した在室検知 簡易デモシステム

    当社が開発した在室検知簡易デモシステムは、部屋に複数設置したアコニア社60GHz帯PCR方式レーダーで人物検知します。この検知データをゲートウェイへBLE通信し在室状況を判別します。
    さらに在室状況をクラウドへ上げて、スマートフォンのアプリケーションへ通知することにより、リアルタイムで在室状況が把握出来ます。

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Acconeer

注目の特長

  • レーダーは超小型で低消費電力でありながらも高精度

    アコニア社60GHzレーダはアンテナをチップ表層に内蔵しており、5.5mm×5.2mm×0.88mmと超小型でありながら2m程度の範囲であればミリ単位で測定可能です。またレーダー方式はアコニア社独自のパルス・コヒレントレーダー方式を採用しているため、高精度かつ低消費電力の両方を実現しています。

  • 簡易的なシステムにて在室検知が実現可能

    レーダーで取得したデータはBLEマイコン経由でアドバタイズ信号にて1秒間隔でゲートウェイに送信され、ゲートウェイは複数のレーダーからのデータをまとめてクラウド(AWS)へMQTTプロトコルにて送信します。クラウドで処理されたデータは、身近なスマートフォンアプリであるLINEにてユーザーに対して在室状況を通知します。

ユースケース

  • 会議室や個室内の在室検知

    扉が閉じている会議室や個室内に人がいるかどうか外からではわからない場合に、カメラでは無くレーダーを活用することで、プライバシーに配慮した人物検知が可能です。

  • バス等での子供の置き去り防止

    バス車内の各座席の人物をレーダーで検知することで、社会課題となっている子供の置き去り防止策としても期待されます。