中国の”今”が分かる
急成長スタートアップと半導体市況解説セミナー

中国（深圳）に駐在し、新規事業企画として中国国内におけるスタートアップ企業の発掘に従事している担当者から、 中国華南地区（主に深圳を中心）のスタートアップの現状と深圳エコシステム、今後の中国国内トレンドに関して解説予定です。
現地中国（深セン）では、半導体を主軸とした幅広いエレクトロニクスの知識を基に車載、コンシューマ、産業機器等の分野における半導体、AIソリューション、新素材と多岐にわたる企業を調査し中国スタートアップの発掘・支援、パートナー開拓、ビジネスマッチング、マーケティングを行っております。
近年は中国国営企業との協業による中国エレクトロニクス情報サイトPandaroid（パンダロイド）の企画推進を手掛け、中国半導体の提案活動にも注力しております。

BLACK SESAME TECHNOLOGIES(略、BST)は車載向け自動運転チップとコンピューティングプラットフォームを開発しており、 特に演算力の高いチップとプラットフォーム等のハイテク技術の研究開発に力を注いでいます。
車載用チップの設計、学習型画像処理、低消費電力を持ち合わせた自動運転チップと自動運転コンピューティングプラットフォームにより、 自動運転&IVICS(Intelligent Vehicle Infrastructure Cooperative Systems)を可能にし、自動運転に関連する製品/ソリューションの迅速な商用化を目指しています。
2019年8月にBST初の車載用チップ「華山1号A500」、2020年6月に「華山2号A1000、A1000L」をリリースし、 中国国内初の自動運転L2+に対応するチップになります。更に2021年4月の上海オートショーでは「華山2号A1000Pro」を発表し、 高演算力チップのバージョンアップにより、より高度な自動運転を可能にします。

中国音声指向性技術最先端の企業、世界初指向性スピーカー量産が実現できているメーカーです。
2016年に初の量産用指向性スピーカーを発表し、北米、欧州、日本市場にて多数の販売実績があります。
2021年には指向性透明フィルムスピーカーの新製品を発表しました。

Ambilightが自社開発した調光フィルムは電圧により光と色をコントロールし、ガラスに新たな付加価値を与えます。 業界で初めてエレクトロクロミックの固体化に成功したことにより、Roll-to-Roll塗工、低コストでの量産化の実現に繋がります。
同社の調光フィルムは1.5V以下で駆動でき、電源オフになっても、調光状態を維持することが出来ます。ガラスの厚み・強度に制限がないため、 軽量化も実現し、様々な形状に対応可能です。
現在までに自動車、建築、コンシューマー分野において多数の採用実績があります。

AORBBECは、3D視覚認識技術ソリューションの業界におけるリーディングプロバイダーです。 「 フルスタック技術研究開発力＋フルフィールド技術」の3D視覚認識技術体系を構築しています。
技術縦方向に深度エンジンチップ、感光チップ、専用光学システムなどを含むコア基盤技術およびSDK、 業界応用アルゴリズムなどの全リンク技術を全スタック式自主開発し、技術横方向に構造光、iToF、双目、dToF、LiDAR、工業三次元測定を全領域布石します。
「すべての端末に世界を理解させる」というミッションのもと 「3Dビジョンセンサー＋独立した基礎コア技術＋完全なアプリケーションソリューション」という市場ポジショニングを主張し、 3D視覚認識技術を「衣・食・住・交通・産業・娯楽・医療」の分野に応用することを目指し、 スマートフォン市場やオフライン小売市場でいち早く100万出荷を突破し、生体認証、コンシューマエレクトロニクス、 AIoT、産業用3D計測市場で多くの商用アプリケーションを実現、全世界1000以上の顧客と多くの開発者にサービスを提供しています。

10年間半導体メーカーでの勤務経験ののち、2018年に豊田通商先端電子(深圳)有限公司に入社。
中国電子部品メーカー、モジュールメーカーと連携し車載、工業、通信等の領域における戦略立案、市場開拓に従事。当日は中国半導体業界の現状、産業チェーン・工業分析、2022年及び2023年の市場見通し等について解説いたします。

Pandaroid（パンダロイド）」は 株式会社ネクスティ エレクトロニクスの中国現地法人である丰田通商先端电子（上海）有限公司及び广东艾矽易信息科技有限公司が共同運営する、 中国エレクトロニクス製品に特化した日本初の情報/ECプラットフォームです。（※１）
中国電子部品メーカーの採用を検討されている日本企業のエンジニア、購買、営業の皆様にご利用頂くことを目的としており、 中国国内の電子部品メーカーの検索・サンプル購入・データシート閲覧や中国代替品提案等の機能があるほか、 中国市場動向及び中国半導体等の情報収集としてもご活用頂けます。
当日はサービス開設の背景及び機能のご紹介をさせて頂く予定です。 ※１　当社調べ